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アインシュタイン博士の
「日本人への親愛なるメッセージ」


アルバート・アインシュタイン博士(1879〜1955)
Albert Einstein

理論物理学者。

小泉八雲の著書により、日本の文化と国民性に深く共鳴し、
大正11年(1922)11月17日〜12月29日(43日間)、待望の来日。

各地で講演、観光、および研究の日々を送り、
美しい自然、静寂さ、自然と調和した清楚な生活様式、
奥ゆかしくて柔和で微笑みを絶やさない人々に大きな感銘を受ける。

博士は、このような清雅な社会が
世界にまだ残されていた事を神に感謝し、
生涯を日本で過ごしたいと願った世界人であった。




近代日本の発展ほど、世界を驚かせたものはない。
一系の天皇を戴いている事が、今日の日本を有らしめたのである。
私はこのような尊い国が世界の一ヶ所くらい
なくてはならないと考えていた。

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世界の未来は進むだけ進み、
その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時が来る。
その時、人類は誠の平和を求めて、
世界的な盟主をあげなければならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力だけではなく、
あらゆる国の歴史を抜き越えた最も古く、
また尊い家柄でなくてはならぬ。

世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。

我々は神に感謝する。
我々に、日本という尊い国を創っておいてくれた事を…。

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日本の家族制度ほど尊いものはない。

欧米の教育は、個人が生存競争に勝つためのもので、
極端な個人主義となり、あたり構わぬ闘争が行われ、
働く目的は金と享楽の追求のみとなった。
家族の絆はゆるみ、芸術や道徳の深さは生活から離れている。
激しい生存競争によって共存への安らぎは奪われ、
唯物主義の考え方が支配的となり、人々の心を孤独にしている。

日本は、個人主義はごく僅かで、
法律保護は薄いが世代にわたる家族の絆は固く、
互いの助け合いによって
人間本来の善良な姿と優しい心が保たれている。

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この尊い日本の精神が地球上に残されていた事を神に感謝する。


大正11年11月17日
アルバート・アインシュタイン

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